免責事項: 本記事は一般的な情報提供を目的としており、貸付条件・審査結果・借入の可否を保証するものではありません。条件は変動するため、申込前に必ず各社の公式情報でご確認ください。当サイトは貸金業者ではなく、貸付の媒介も行いません。※本記事は専門家による監修を受けておりません。
この記事でわかること
借入前の確認は4点に絞れます。登録番号、金利、返済総額、返済計画です。
どれも申込みの前に、自分で調べられます。相手の説明を待つ必要はありません。
4点のうち1つでも確認できない相手とは、その時点で契約しない判断ができます。
借入前の確認を4点に絞る
条件を比べようとすると項目が多く、どこから見ればよいか分からなくなります。 そこで借入前の確認を次の4点に絞ります。

借入前の確認は、登録番号・金利・返済総額・返済計画の4点に絞ります。前の2つは相手を確かめる項目、後の2つは自分を確かめる項目です。
| # | 確認すること | どこで分かるか |
|---|---|---|
| 1 | 登録番号 | 広告・申込ページの表示、公的な検索サービス |
| 2 | 金利 | 契約前に交付される書面、公式サイトの表示 |
| 3 | 返済総額 | 金利・借入額・期間から自分で計算する |
| 4 | 返済計画 | 自分の収入と支出から自分で作る |
1と2は相手を確かめる項目、3と4は自分を確かめる項目です。 どちらか片方だけでは判断材料になりません。
1. 登録番号を確かめる
貸金業を営むには登録が必要です。登録のない相手からの借入は、 法外な利息や違法な取り立てにつながる危険があります。
広告や申込ページに、登録番号・商号・所在地・電話番号が明記されているかを見ます。 1つでも書かれていない場合は、その時点で候補から外して構いません。
番号が書かれていても、それが実在するかは別です。手順は 貸金業者の登録番号を自分で確認する手順にまとめています。
2. 金利は上限と実質年率で見る
金利は実質年率で確認します。月利や日歩だけの表示は、年率に直すと印象が変わります。
利息制限法では、借入額に応じて上限が決まっています。 上限を超える利率を提示された場合、その部分は無効です。
「金利が低い」という表示だけを見て決めると、手数料や遅延損害金の条件を見落とします。 契約前に交付される書面で、適用される利率と遅延損害金の率の両方を確認してください。
3. 返済総額を先に出す
借入額ではなく、返済総額で考えます。

同じ借入額でも金利と返済期間が違えば総額は変わります。期間を延ばすと毎月の負担は下がりますが、支払う利息は増えます。
同じ借入額でも、金利と返済期間が違えば総額は変わります。 期間を延ばすと毎月の負担は下がりますが、支払う利息は増えます。
計算の手順は 金利から返済総額を計算する|借りる前に出す数字で扱っています。
4. 返済計画は自分で作る
「借りられるか」より「返せるか」を先に決めます。
毎月いくらまでなら、生活を崩さずに返済に回せるか。 その金額から逆算して、借入額と期間を決めます。逆順にすると計画が後付けになります。
また、貸金業法には総量規制という仕組みがあり、 借入残高の合計が年収の3分の1を超える貸付は原則としてできません。 考え方は総量規制とは|年収の3分の1という基準の意味にまとめています。
4点のうち1つでも欠けたら
確認できない項目がある状態で契約しない、というのが最も単純な判断基準です。
- 登録番号が出てこない
- 実質年率をはっきり答えない
- 返済総額の試算を出さない
- 返済計画を聞かずに借入額だけを勧める
いずれも、その相手と契約しない理由になります。
確認できない項目があったら、どう考えればよいですか。
この記事では、確認できない項目がある状態では契約しないことを、最も単純な判断基準として説明しています。
返済が難しいと感じている場合
すでに返済が苦しい、督促が来ているという状態であれば、 借入先を探すより先に相談を検討してください。
- 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
- 法テラス(日本司法支援センター)
- 各自治体の消費生活センター
返済のために新しく借りることは、状況を悪化させる可能性が高い選択です。 専門家に相談することで、借入以外の選択肢が見つかることがあります。