免責事項: 本記事は一般的な情報提供を目的としており、貸付条件・審査結果・借入の可否を保証するものではありません。条件は変動するため、申込前に必ず各社の公式情報でご確認ください。当サイトは貸金業者ではなく、貸付の媒介も行いません。※本記事は専門家による監修を受けておりません。

この記事でわかること

  • 返済計画は「借りたい額」からではなく、「毎月返せる額」から作ります。

  • 出す数字は3つだけです。毎月返済に回せる額、返済総額、返済期間。

  • 3つの数字が噛み合わないときは、借入額を減らすか、借りないかのどちらかです。

返済計画は「返せる額」から作る

多くの人は「いくら借りたいか」から考え始めます。 しかし返済計画は、「毎月いくらなら返せるか」から逆算して作ります。

毎月返済に回せる額から返済総額、返済期間へ進む3つの数字の順序を示した図

返済計画に出す数字は3つで、毎月返済に回せる額、返済総額、返済期間です。まず毎月返済に回せる額を出し、それを物差しにします。

順番を逆にすると、借入額に合わせて返済計画を後付けすることになり、 生活費を削る前提の計画になりがちです。

返済計画に必要な数字は次の3つです。

# 数字 出し方
1 毎月返済に回せる額 収入から固定費・生活費・予備費を引く
2 返済総額 借入額・実質年率・期間から計算する
3 返済期間 返済総額 ÷ 毎月の額で見当をつける

1つ目: 毎月返済に回せる額

まず、収入から必ず出ていくお金を引きます。

  • 家賃・光熱費・通信費などの固定費
  • 食費・交通費などの生活費
  • 急な出費に備える予備費

残った金額が、返済に回せる上限です。 この額を超える返済計画は、最初から成り立っていません。

ここで出た数字は、後の2つの数字を判断する物差しになります。 先に借入額を決めてしまうと、この物差しが歪みます。

2つ目: 返済総額

借入額ではなく、返済総額で考えます。

同じ借入額でも、実質年率と返済期間が違えば、支払う利息の合計は変わります。 期間を延ばすと毎月の額は下がりますが、返済総額は増えます。

計算の手順は 金利から返済総額を計算する|借りる前に出す数字で扱っています。 実質年率は契約前に交付される書面で確認し、上限と照らして読みます。

3つ目: 返済期間

返済総額を、1つ目で出した「毎月返済に回せる額」で割ると、 何か月かかるかの見当がつきます。

  • 期間が長すぎると感じたら、借入額を減らす
  • 毎月の額を上げて期間を縮めるのは、1つ目の物差しを超えない範囲で

また、貸金業法には総量規制という仕組みがあり、 借入残高の合計が年収の3分の1を超える貸付は原則としてできません。 考え方は総量規制とは|年収の3分の1という基準の意味にまとめています。

3つの数字が噛み合わないとき

返済計画が成り立たないなら、借りないという選択をしてください。

  • 毎月返済に回せる額が、計算した毎月の返済額に届かない
  • 返済期間が長くなりすぎて、その間の収入が読めない
  • 返済総額を見て、借りる目的に見合わないと感じる

いずれも、借入額を減らすか、借りない理由になります。 「借りられるか」ではなく「返せるか」で決めることが、返済計画の役割です。

計算してみて返済が厳しそうなら、どうしますか。

この記事では、返済計画が成り立たないなら借入額を減らすか、借りないという選択をするよう説明しています。

返済計画を含めた申込前の確認は 借入前に確認する4つのことにまとめています。

返済が難しいと感じている場合

すでに返済が苦しい、督促が来ているという状態であれば、 新しい返済計画を作るより先に相談を検討してください。

  • 日本貸金業協会 貸金業相談・紛争解決センター
  • 法テラス(日本司法支援センター)
  • 各自治体の消費生活センター

返済のために新しく借りることは、状況を悪化させる可能性が高い選択です。 専門家に相談することで、借入以外の選択肢が見つかることがあります。